現在、わもん界を中心としたさまざまなプロジェクトが走っています。
その中のひとつに「五段~七段60人プロジェクト」というものがあります。
これは、「今年(2015年)12月23日までに黒帯五段~七段の人数を60人以上にしよう」というプロジェクトです。
9月8日現在、五段~七段の人数は31人、そして四段の人数は47人。
年内に名人を目指している方(少なくとも3人)はいますので、単純に考えると、47人の四段の方のうち32人が五段になればいいということになります。
もちろん、現在三段の方や、まだ見ぬ方が年内に五段となってもOKです。
しかし、先ほど「単純に考えると」と書いたのは、このプロジェクトが発足した事情があるためです。
なぜ、五段~七段の人数を60人以上にしようとしているのか?
それは、「推薦人問題」を解決したいと考えているためです。
ここでは詳細は省きますが、「推薦人問題」というのは、三段認定に必要な推薦人が限られてしまうという問題です。
三段認定前には、少なくとも五段~七段の方5人の方の推薦が必要です。
特に北海道や東北、九州など、黒帯さんの人数が多いにもかかわらず五段~七段の人数が5人に満たない地域では、推薦人を選ぼうとしてもなかなか選ぶことができない、という状況があります。
その推薦人問題を解消する目安として、「今年中に五段~七段の人数を60人以上にしたい」という思いがあります。
そして、三段の人数を増やしたいということのさらに先には、聞く力を持った人を増やしたい、日本の聞く力を深めたい、という思いがあります。
未来から現在を見て、「2015年12月23日までに五段~七段の人数を60人以上にする」という目標があります。
目標設定では、期限を設けることが重要になります。
いつまでにどうするか。
また、「2015年12月23日までに五段~七段の人数を60人以上にする」というのは、プロジェクトチームでの目標です。
では、自分はどうするのか。
他人事から自分事へ。
すべては自分へのメッセージとして。
あの手この手、千手観音手。
聞けば叶う〜わもん入門